2010年11月の教材
作品名 | 作者名 | サイズ |
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高原の冬 | 浜口悠子 (鳥取県) |
4F式紙 |
澄み切った静謐な冬の高原。この美しさの秘密はどこにあるのでしょう。色や線、形の構成をよく吟味しながら勉強しましょう。 ○空 顔料の三彩染め典具帖を1枚、全体に貼る。雪山の少し下まで。 ○雪山 生成り色厚紙で山全体の形を鉄筆で切って貼る。画面下端まで。空使用の三彩染め、雅染め典具帖、白典具帖、薄紫2色折染め超極薄紙で雪山を描く。手前の低い山々は、空使用の三彩染めをちぎって重ねる。青系極薄紙も必要に応じて加える。 ○前景の樹々と地面 桑紙が地面です。白典具帖と茶系むら染め春雨落水紙も少々、表情を付ける。樹は雪山使用の生成り厚紙をベースに。この紙は直線にちぎりやすい紙です。細い枝はハサミで。絞り染め2種(筒絞りと手絞り)で樹肌の模様を付ける。縞模様の方向に沿って切ったりちぎったり、反対に、縞模様の直角方向に切ったりちぎったりして下さい。 |
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。