2021年1月の教材
作品名 |
作者名 |
サイズ |
大黒さま |
前田亜里紗
(本部) |
式紙 |
絵本のようなタッチで、ふっくらとした大黒様を描きました。
七福神の一柱、五穀豊穣、商売繁盛と縁起の良い神様です。
2021年最初の作品にいかがでしょうか。
【使用和紙】
①白の4匁
②淡い緑と白の折染め厚紙
③山吹色と黄色の折染め厚紙
④オレンジとクリーム色の折染め厚紙
⑤緑系折染め厚紙
⑥ペールピンク(肌の色)の無地厚紙
⑦オレンジの無地薄紙(典具帖紙)
⑧オレンジと朱色の折染め薄紙
⑨淡い青緑系折染め薄紙
⑩こげ茶と茶の折染め厚紙
⑪黄土色と白の折染め厚紙
⑫赤とオレンジの折染め厚紙
⑬紫と淡い紫の折染め厚紙
⑭茶と黄土色の折染め厚紙
【下準備】
①に大黒様の袋以外を写し取り、切り取って下貼りにします。
(帽子と袴の紙は写しづらいので、切り取った下貼りを貼る前に型取りしす。)
②で袋をあらかじめ貼っておきます。
持ち手は後で足すので、おおまかに丸い形に切り取ります。
【体】
下貼りに合わせて帽子を③、上衣を④、袴を⑤で貼ります。
上から紙を重ねていくので、おおまかに。
上衣や袴は水切り等で柔らかな線を出します。
袴にかかる上衣の裾は上から④の紙を重ねます。
腕の丸みやお腹等でっぱる部分にも④を丸くちぎって重ねます。
前に出た左側の足の明るい部分には⑤の明るい色を丸くちぎります。
⑦⑧⑨で帽子や服の陰を貼ります。
境界のはっきりした部分は紙を折って色を出します。
袋の持ち手部分は①や②の白い部分です。
持ち手を貼ったあとに⑥で手を貼ります。
【顔】
⑥であらかじめ顔を写し、顔の形に取ります。
顔にかかる帽子の縁は④のオレンジ部分を使います。
⑥で耳を貼ります。
頬や鼻を⑥で丸くちぎります。
⑧で頬と鼻の赤味をだします。
⑪で眉毛とヒゲ、⑩で目⑫の赤部分で口を作ります。
【小物】
お腹の帯と靴は⑬です。
小槌は⑭と③の黄色部分、⑫の赤部分です。
手を貼った後に小槌の柄を貼ります。
【仕上げ】
顔の縁や帯に⑫の赤部分をいれます。
右側の足と接地している所に⑬の紫部分を細く貼ります。
袋の縁の色付けに⑤②の緑部分を細く貼ります。
2025年1月:季節の復活教材(オリジナル版とは入っている和紙や式紙が変更になる場合があります。)
|
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。