2023年11月の教材

 

作品名 作者名 サイズ
干支・辰 小宮山純子
(本部)
式紙

 

本部の小宮山がはじめて作った教材です。
辰の置物をイメージしました。
どっしりとしたシルエットと愛嬌のある顔で、
初めての方にもおすすめです。
新年にぴったりな縁起のいいモチーフを散りばめています。

①厚紙 青緑の無地
②厚紙 朱色と赤の折り染め
③厚紙 黄色の無地
④厚紙 赤と暗い赤の折り染め
⑤厚紙 水色の無地
⑥厚紙 濃く暗い紺色の無地
⑦厚紙 緑系濃淡折り染め
⑧厚紙 濃い赤茶の折り染め
⑨薄紙 青緑の無地
⑩春雨落水紙 濃い青緑のむら染め
⑪青海波 淡い青緑の無地

トレーシングペーパー
干支印
式紙:天地ピンクぼかし砂子入り


【下準備】
トレーシングペーパーを使って、辰本体のシルエットを写します。
写し取ったシルエットを、①で鉄筆を使い、取ります。

【本体】
式紙のピンクの幅が狭い方を上にして、①を貼ります。
でこぼこした部分が上手く取れなかった場合は、
貼った後にハケや鉄筆で整えます。
体の陰になるところ(図を参照)に、⑨をちぎります。
お好みで⑨上に⑩を重ねます。
体のラインに沿って⑪を貼ります(鱗のイメージです)。
(注)⑪の青海波が手本写真より若干小さ目です。
紙を少し伸ばして貼ってください。
又、鱗が目立たない場合は⑨を下に貼ってください。
爪、顔周りの模様、
角と背中の突起の光が当たっている部分は⑤です。
細かい部分はハサミを使います。
⑥と、④の暗い赤部分を細く取り、足の接地面の影にします。
④の暗い赤部分を細く取り、口をフチ取りします。
②で宝珠(玉)を取り、③で牙です。
③で目の形を取ります、瞳孔は④の赤部分を丸く取り、
更に一回り小さな丸を⑥で取ります。
瞳の中心は③を鉄筆の尻を使って小さくちぎります。
眉毛は⑤をちぎって貼ります。

【松】
松葉は⑦を細く取り、付け根に⑧です。

【竹】
⑦で葉を取り、同じ紙の濃さの違う部分で縦の筋を取ります。

【梅】
鉄筆を使い、⑧で幹を取ります、細い枝はハサミを使います。
花は④の赤を鉄筆の尻で小さくちぎったものです。

 

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。