2025年9月の教材
作品名 |
作者名 |
サイズ |
すずめと稲 |
小宮山純子
(本部) |
4F式紙 |
①厚紙 10匁白
②厚紙 ベージュ(手漉き)
③厚紙 緑と黄色の折り染め
④厚紙 黄緑色の折り染め
⑤厚紙 明るい黄緑色の折り染め
⑥厚紙 黒の濃淡折り染め
⑦厚紙 茶の濃淡折り染め
⑧厚紙 黄土色の折り染め
⑨薄紙 淡いこげ茶系折り染め
⑩薄紙 極淡い茶とベージュの折り染め
⑪薄紙 白
⑫春雨落水紙 黄色むら染め
⑬春雨落水紙 黄色と茶色の吹付染め
F4式紙:マーメイド
学びのポイント
風になびく稲穂と羽ばたくすずめ、
動く物のとらえ方を学びましょう。
すずめは細部に色を乗せることで
より本物らしく描くことができます。
【下準備】
全体を軽く下描きします。
【稲の葉】
葉は③④⑤です。前後関係に気を付けましょう。
片側はまっすぐに水切りし、反対側はハサミで取ります。
和紙にのりを付け、手で曲げながら貼ります。
※染料が溶けやすいので硬めの「のり」がおすすめです。
【稲穂】
④⑧をハサミで細く取り茎を貼ります。
⑫⑬を細長い楕円形にちぎり、
半分に折って弧のようにしならせて穂を貼ります。

【すずめ】
二羽のすずめの全体を①で取り下貼りします。
下の葉が透ける場合、適宜貼り重ねてください。
・稲穂にとまるすずめ
②を首から下の腹、羽にちぎって下貼りに重ねます。
⑨⑩で尾羽、腹、羽の陰をつけていきます。
①を羽部分に重ねます。
図を参照し、Ⓐ部分に⑧を貼ります、
⑥を細長くハサミで取って模様を貼ります。
Ⓑ部分に、①をちぎり、
白が少し見えるように⑦をちぎって重ねます。
⑥⑧を細長く取り、羽の模様をつけます。
尾羽の付け根に⑩をちぎります。
・飛んでいるすずめ
⑥を楕円形にちぎり、羽、尾羽の先端部分に貼っていきます。
②を首から下の腹、羽にちぎって貼り重ねます。
奥の羽は①、⑦、⑪の順にちぎります。
手前の羽のフチと背に⑦、
羽の内側に⑨⑩をちぎって陰をつけます。
頭に⑦を貼り、目元に⑦の濃い部分を細長くちぎります。
⑥の黒で目、くちばし、くちばし下、頬の模様を付けます。
とまっているすずめの頬に①をちぎり、ふっくらとさせます。
胴体と頭のつなぎ目に⑩をちぎって貼り、馴染ませます。
足は⑧をハサミで取ります。
⑫をくちばしの上に少しちぎって乗せます。
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この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。