2025年12月の教材
| 作品名 |
作者名 |
サイズ |
| 埴輪 |
矢野伸明
(本部) |
式紙 |
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①厚紙 朱色の無地
②厚紙 朱色の濃淡折り染め
③厚紙 茶色の無地
式紙:すみ色
学びのポイント
シンプルな絵柄ですが、染の濃淡を上手く使い立体感を表現しています。
和紙をちぎり、重ねることでより素焼きの質感を出していますね。
和紙の持つ紙独特の質感やちぎった時の毛羽がよく題材とマッチしています。

【下準備】
図1のように埴輪全体のシルエットを①で取り、下貼りにします。
折り目などの線が気になる場合は、後脚の付け根に合わせるなど工夫して取ってください。
【本体】
図2を参考にします。
②の染め分け部分を利用して点線の位置で主要なパーツをそれぞれ取り、下貼りに重ねて貼ります。
同じ紙をちぎって色を整え、素焼きの質感や重量感を出してください。

【仕上げ】
図3の色付き部分のような
細いパーツは細長く和紙を取り、
紙に直接のりをつけて指で曲げながら貼ります。
③で陰を入れます。

細かな部分は、くり抜かずに紙を重ねます。
②の淡い部分を丸く取ります。
同じ紙の濃い部分を一回り小さく取って重ねます。
③で陰を入れます。

②の濃い部分で全体の形
を取ります。
同じ紙の淡い部分で小さなパーツを取ります。
③で陰を入れます。
目や耳の中を③で貼ります。
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この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。